ほら、お母さんはここにいるよ

 

いつでも抱っこしてあげたい。もちろんどんな親でもそう思います。でもそうとばかりは言っていられません。特にコロナ禍の今、保育園に赤ちゃんを預けることができない事情や在宅ワークをする親も増えています。どんなお母さんやお父さんでもとても忙しい。そもそも2番目3番目の赤ちゃんだとすればお母さんの愛を存分に欲しがっているお兄ちゃんやお姉ちゃんもいます。だから十分と言えるほどには赤ちゃんを抱っこしてあげられない。でも心配しすぎないでください。赤ちゃんはとても鋭い直感力を持っています。抱っこできるのにしてくれないのではなくて、抱っこしたくてもできないで動き回っているお母さんなら赤ちゃんはちゃんとわかってくれています。

 

ひとつ忘れないでいてほしいことは、抱っこできないとしても赤ちゃんや子供に声をかけてあげてください。
「ほらお母さんはここにいるよ。今運転してるからね。もうすぐでおうちに着くよー。そしたら抱っこしてあげるね。」
「お母さん今お料理作るからね。1人で遊んでいてね。大丈夫だよ。お母さんちゃんと見えるところにいるからね。」
「あらどうして泣いているのかな?寂しくなっちゃったのかな?大丈夫だよお母さんはちゃんとここにいるからね。」

 

自分の心が焦ってしまっている時は、なおさらのこと赤ちゃんに穏やかな声で声をかけてみましょう。