マザー・テレサは、「日本の子ども達は世界でもっとも不幸だ」と、幾度も発言してたようです。
国連・子どもの人権委員会は日本政府に「日本の子ども達の環境は劣悪である。改善しなさい。追って改善状況を報告しなさい」と数年前に警告していたという報告があります。
お金、物、食べ物、享楽なら、盛りだくさんの日本。しかし、子ども達に与えられるべき「ゆとり」「温もり」「遊び」「愛」などが犠牲にされて、お金・物・食べ物・享楽がかき集められているのかもしれません。
家族を殺すところまで追い込まれる子ども。殺されてしまう子ども。虐待される子ども。生きる楽しみを伝えてもらえない子ども。社会の中で浮き沈みしている子ども達。本当に悲しい話です。
子ども達の心は、私たちが作った社会・家庭という「絶対的な環境」の中で育つのです。心は環境のままに育ちます。
「ゆとり」「温もり」「遊び」「愛」を子供に与えるには、まず親である私達の心の中にそれがなければいけないのかもしれませんね。