幼い子供の心は純粋?

 

子育てをしていると気づくことがあります。子供は幼い時代から駆け引きをします。一歳の時点でイライラしてものを叩いたりします。子供はどんなに小さくて可愛くても、私たち大人と同様、人間なのです。

身勝手、攻撃性、悪徳の芽はかわいい姿の中にすでに芽生えているのです。一点の曇りもないきれいな心の持ち主は、この世にはいないのだと思い知らせます。

けれど人間であればこその好奇心、向上心、探究心、共感力、優しさ、善などの芽も生えています。

親なら誰であっても、できるなら人間の良い面をどんどん膨らませる子になってほしいと願うものです。

ならば、子供が見せる人間の弱さに目を向けて、それを排除することに執着しすぎずに、子供の良い面に思いを向けて、良いところをたくさん認めてあげてみてください。子供の悪と善は小さいけど必死に葛藤を繰り返し続けています。
私は子供の善が元気になってくれれば、悪は善の中に包まれておとなしくなってくれると信じています。大人である私自身、周りの優しい人々からそう信じてもらい、そう接してもらったからです。

 

Nao