日本では赤ちゃんが親と一緒に寝る「共寝」が一般的ですが、世界各国ではどのような睡眠習慣があるのでしょうか?
スペインやエジプトでは、赤ちゃんや子どもの就寝時間が遅く、夜10時以降になることも少なくありません。スペインでは家族との夕食や社交活動が遅い時間まで続くことが多いためです。エジプトでは多くの家族が暑い夜を一緒に過ごし、日中に短い仮眠を取る文化が根付いています。
スカンジナビア諸国では赤ちゃんを屋外で昼寝させる風習があり、これが健康的な睡眠を促すとされています。また、オーストラリアでは世界的にも早い就寝時間が推奨されており、政府の支援を受けて育児における睡眠ルーティンの確立を重視しています。
このように、赤ちゃんの睡眠習慣は、その国の働き方、家庭の価値観、育児スタイルによって大きく異なります。
月齢や成長によって赤ちゃんのペースは変わっていきますが、少しずつ調整しながら、家族で協力し合い、それぞれの家庭や生活に合った睡眠リズムを見つけていきましょう。