野田ケイ 
日本でクリスマスはロマンチックで素敵な楽しい日とされているものの、年末にかけて忙しさに追われて少し疲れてしまうというのが本当のところではないでしょうか。
どんなにストレスのないクリスマスにしようと努力しても、忙しさや、周りからのプレッシャーに負けてしまうこともあるかもしれません。
今年のコロナ禍のクリスマスはなかなか友達と集まれなかったり、家族を失ったり、長く付き合っていた人と別れた、または離婚したという経験をしている人達も。
クリスマスは悲しく孤独な時間になることがあります。
辛いところを通っているならば、この時期は特に悲しさが増し、クリスマスが引き金になることがあります。特に複雑な家族関係にある場合には、悲しみや怒りが表面化することもあります。
自分を大切にする方法を見つけることはとても大切ですが、特にこの時期はより一層そうなのです。
自分にとって本当に大切なものは何かを考える時間を取りましょう。仲間たちと一緒にいることですか？ゆっくりして、自分自身に休暇を与えることでしょうか？家族とおいしい食事をすることですか？お笑いを鑑賞してストレス発散することですか？
またクリスマスパーティーなどでは周りの人と長い時間を過ごすことが多くなります。もし一人の時間を持つことで療養したいと思っているなら、パーティーの後は意識的に自分のための時間を作る方法を考えてみましょう。外に出て自然と触れ合うことは、再活性化に効果的な方法です。小説を読んだり、音楽を聴いたり、地元の公園に行ったり、午後の昼寝をしたりすることで、必要な休息を得ることができるかもしれません。
コロナ禍のクリスマスは少し工夫が必要になりそうです。孤独や鬱、不安神経症、仕事関連のストレスはパンデミックにより深刻度が増しています。変化にうまく対応できずに苦悩している人もたくさんいます。そんな時は、ひとりで抱え込まないで、資格を持った心理療法士やカウンセラーなど、専門家に助けを求めてみても良いのでは？最初の一歩は、心の内を明かすことから始まるかもしれませんよ。
Nao