休むこと、どう考えますか?

私たちはたえず忙しく働くことを美徳としがちで、育児、勉強と、終わることがありません。

日中の活動のつかれをとるために夜休むもの、と、休みは忙しさのあとにする2次活動になりがちです。休むことは、身体の疲れを取る目的はもちろんですが、自分をリフレッシュするという意味も大きいもの。休むことにアクティブに取り組むことで、頭とこころ、精神をリフレッシュし、次の行動への元気をためる、と考えると、少しワクワクしませんか。私たちには、いつも欲しいものがあり、やりたいことがあり、あるいは人と比べて足りないものばかりが目につき、もっともっとと、心が満たされることがありません。アクティブな休み方をすることで、いまの自分自身、今もっているもの、与えられているものに目が向き、あらためて人生に感謝できる機会にもなる、とは大げさでしょうか?笑)さて、休み方をワクワク考えるようになったら、この楽しく新しいサイクルの始まりです。

「休み」は、寝たり座ったりという、身体の休憩には限りません。
本が好きな人は読書、あるいは友人と会ってはなし笑う、音楽やスポーツに興じたり、ドライブ、いつもより長い散歩コースを歩いたり、などなど。あなたが好きなことをして、休みを楽しむ「休み方」を考えてみませんか。

 

私の場合、2人の子どもが高校生の頃、週末に翌週分の料理をまとめて作るのが、私の「休み方」でした。疲れないのかとよく聞かれましたが、自分が好きなことは疲れないものです。平日にレシピを集めておいて、土曜の午後に数時間、時間がかかる煮込み料理や、マリネ、お惣菜などの作り置きを楽しみました。

好きな音楽や、よしもと新喜劇など流しながら、ゆっくりスロークッキング。時間をとって料理することで自分のこころが満たされ、精神的にリラックスしたんですね。私の大好きな休み方、でした。ゴロゴロ休むことでは得られない爽快さです。

冷蔵庫にはいつもおかずがあったので、家族のおなかにも幸せがとどけられたかな?私の友人の「休み方」は、散歩しながらオーディオブックで読書することだそうです。本好きであっても椅子に座って本を読むのはだい嫌い、ストレスになるとも。数学好きな知り合いは、なんと数学の問題集を順番に解くのが彼の「休み方」だそうですが、これは私には耐えられないほどのストレスです :-)人によって、それぞれの「休み方」があるものですね。あなたはいかがですか?一人ひとりがリフレッシュした元気パワーは、家族にも拡がり潤滑油にもなるでしょう。

 

ときには、お父さんがすきな山登りを、家族もジョインできるように歩きやすいハイキングにするのも、家族で一緒のステキな「休み方」になるかもしれませんね。小さなお子さんがいる家庭では、なかなか自分の「休み」時間づくりは難しいかもしれません。

旦那様や家族の協力、あるいは、子どものお昼寝の時間をねらって、30分でも、子育て前にやっていたことや、新しいことで「休んで」みませんか?きっと、リフレッシュした気持ちで、つぎにお子様に向かうことができるはず。そんな自分の時間をたのしむ姿はお子さんも見ていて、自慢のママ、パパになることと思います。

 

ドキドキ Kay