ファザーフルライフ ~子どもの人生に関り続ける父親~

 

 

 

父親が一家の大黒柱と呼ばれるには、収入の金額だけで計ることはできません。物質的な供給だけでなく、父親とは子どもの心が一杯になるまで愛するものです。その存在が子どもにワンダフルな、ファザーフルな人生を送ることができるようにします。

英国社会経済研究会議によると、父親の有無とその関りは子供の感情面に影響を与えます。幅広い年齢の(7~33歳)息子、娘を対象にした研究によると、子供と積極的に関わる父親を持つ子供は、思春期に感情的、行動的困難が少なく、父親と親しい関係を持っている十代の子供は、大人になった際に良い夫婦関係を持つようになります。さらに、思春期の間に父親と近い間柄であった女子は、成長した際に心理的苦痛を患いにくいことが分かりました。

父親の関りは父子関係に重要です。今日はこどもの人生に関わり続けたいお父さんのためにヒントを3つご紹介します!

1.お出かけをスケジュール

多くの父親がワークライフバランスに苦労しています。家族に良い生活をさせるために働く父親は、最も愛する人から離れて時間を過ごすことが多いです。働くお父さんはしっかりと線引きをして家族と過ごす時間を確保することが大切です。海外では社会見学の一環として親の職場を見学する日を設けている会社があります。子どもと時間を過ごすことができるだけでなく、家族のために何をしているのか知る機会にもなります。

2.子どものニーズを知る

距離や仕事を子どもの成長過程を知らない言い訳にしないでください。子どもが日々影響を受けている人物;教師、友達、仲間と繋がりましょう。一日の終わりに今日何があったか子どもと話す、もしくはパートナーから見た子どもの状態や、どう子どものニーズに応えることができるか、話しましょう。

3.関わることできるよう努力する

子どもに特別感を与えるために必ずしも長時間、家にいることはありません。でも、家にいる時は子どもに近づくことができるようにアクティビティを一緒にしましょう。一緒にスポーツをする、本を読む、小児科に連れていったり、外食に連れていくのも良いでしょう。ただお父さんが隣にいてくれるだけで子どもには、一瞬一瞬を大切にしようと頑張っているんだ、と大きな印象が残るはずです。

父親は人の人生において中心的な存在です。父親がいないと、自立できるまでの間、子どもはバランスを失い、根ざすことができる土台を失い、舵を取る船長を失うのです。ファザーフルライフは幸福な人生です。ですから、お父さんたちはできる限り、子どものそばにいるようにしましょう。

翻訳元(https://www.familyfirstglobal.org/living-a-father-full-life/)