育休から育業へ

 

 

東京都は6月29日「育休取得応援サミット」を開催し「育休」の愛称を「育業」に変えると発表しました。

 

小池都知事は、育児休業は子どもを育てる大切な仕事であり、新しい愛称を通して社会全体で応援する環境を整えたいとニュースになってました。

 

何でも仕事に寄せないと理解されない日本の社会。

 

「育休」よりは忙しい感じがするけれども、日本人は忙しくないと周りから認めてもらえない。そんな文化や考え方が存在してるのではないでしょうか?

 

赤ちゃんにとって、そして家庭の中において、パパの存在はとっても大事。出産後、新米ママは肉体的にも精神的にも周りからのサポートを必要としています。

 

精神的な面では、赤ちゃんのお世話からひと時解放してあげること。体力的な面では、疲れ切っているママに自分の時間を与えてあげることでサポートできます。

 

そうすることで、周りの人たち(パパも含めて!)に対する母性タンクを再チャージすることができるのです。

 

124時間、週7日、小さな命を育てることは、とても大変なことです。また、一日中誰にも相手にされないというのは、とても寂しいことです。

 

だから、パパが家にいるとき、ママはパパの助けを求めているのです。

 

どっちの親が仕事に戻っても、どちらの親が赤ちゃんと家にいても、これはお仕事であることに変わりはありません。でも夫婦が一緒にお赤ちゃんと家にいる場合、赤ちゃんの世話は共有のお仕事です。

 

文:奈穂・シリウィンスキー

instagram: @mrs.sliwinski