絶対に喜ばれる母の日のギフト「育休」

 

 

母の日は世界で最も祝われている日ランキング第3位で、新年よりも祝われています。それだけ世界的にお母さんは大切な存在だと認識されています。日本社会においてもお母さんはとても大切な存在、と言われています。

 

しかし、日本のお母さんたちは、母の日以外、大切にされていると感じているでしょうか?

 

母の日にお花を贈る、電話一本入れる、「ありがとう」と言って欲しがってたプレゼントを贈ることは常識の範囲とされています。

 

でも、夫婦が育児を分担したり、家事を分担したり、母親業の負担を減らすために夫が仕事を調整したりすることは、非常識とされています。

 

20224月にスタートした法改正によって男性の育休、産休に対する意識は高まってきています。多くの男性の育児休業取得の朗報を聞いて日本に訪れている変化を祝わずにはいられません。

 

しかし同時に、取得を試みたが断られた、嫌味を言われた、取得するのをためらってしまった、という声もまだまだ聞きます。

 

男性の育児休業は、産後身動きが取れない新ママを新パパが支えて、一緒に育児をスタートする最高の機会です。

 

赤ちゃんを一緒に迎えて、一緒に子育てを学んで、同じスタート地点からの二人三脚。悩みが尽きない育児に向き合うママからしたら、これほど心強いものはないでしょう。

 

日本のママを喜ばせるギフトは育休だけではありません。

 

「子どもが熱を出して、病院に連れて行ってから、出社します。」これを男性が言っても良いでしょう。

「夕飯の支度があるので、今日は定時で帰ります。」これも男性が言っても良いでしょう。

 

男女の家庭での立場を対等にすることができなければ、男女の社会での立場を対等にすることはできません。

 

もし、社会的責任ある立場にある人がこの投稿を読むことがあれば、お願いがあります。

 

どうか日本のママたちに男性の育休というギフトを贈ってください。

 

今まで当たり前のように取り上げられてきた、当然の権利を与えるというギフト。夫婦で一緒に子どもを育てる、当たり前のことが当たり前になるギフト。

 

あなたにはその責任がある、というのは言い過ぎでしょうか?

 

今年は母の日に、特別なギフトを贈ると共に、ママの毎日が変わる取り組みを始めてみてはいかがでしょうか?