自分の子どもと関係が上手くいってない、
失敗して子どももう大人になった場合でも、
壊れた関係をどう修復すればよいでしょう?
それには3つの大事な質問をしてください。
壊れた心、関係をどう治すか?
質問1つめはこれ
「自分の何を直せばいい?」相手の話を聞くに徹して、答えを出そうとしない。
質問2つめ
「どう傷つけてしまったのかな?」ただ黙って聞いて、自己弁護しない。
質問3つめ
これを実際にやってみてください。
家に帰って、夫婦でも、子どもでもいいです。
これで関係を修復できます。
こうして相手に心を打ち明ける機会を与えます。
もし相手が何も言えなければ、無理に話させなくていいです。
ただ謙遜と忍耐の態度をもってください。
完璧な父親、完璧な親はいりません。
ただ何を直せばいいか、聞く心をもって
真摯に受け止めて、ゆるしてもらえるか、お願いするだけです。
―キリスト・コミッション・フェローシップ(CCF)創設者ピーター・タンチ―先生(2022年7月30日開催FH360ウェビナーにて)
壊れた関係を治すには、自分から何か伝えるよりもこの3つの質問をすることが大事
心を打ち明ける機会を与えることで心理的安全性が生まれます。
これが関係修復に繋がるカギです。
「何を直せばいい?」 と聞いた後に
これはできる、できない、こういうふうにできる、など
すぐに答えを出そうとせず、まず相手の話を聞くこと。
「どう傷つけてしまったのかな?」と聞いた後に
この時、なんでそうしたのか、理由も言い訳も不要です。
「ゆるしてくれる?」と聞くときに
親としてこの言葉を使うことに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
でも、この言葉なしには関係の修復は終わりません。
完全に自分の非を認め、この関係において自分がゆるしを乞う側である、という謙遜が必要です。
すべての非を被ってでも関係を直したい、という気持ちが伝われば、きっと関係は回復に向かいます。